ラクダが致死性ウィルスの感染源の可能性
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第1195回 09 August, 2013
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ある致死性のウィルスを研究している科学者たちは、感染源の発見に近
づいていると語る。研究は、ラクダが、中東呼吸器症候群 - MERS - が人
に感染する源である可能性を示唆している。その研究は、医学誌「ランセ
ット感染症(the Lancet Infectious Diseases)」で発表される。
Reporter: Rebecca Morelle
━━[語句の説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
striving
非常な努力をしている、努力している
spreads
一人の人から別の人に移行する、広がる
antibodies
血液の一部で病気から身体を守るのに役立つ物質、抗体、免疫体
reservoirs
源、保有宿主
prevalent
広がった、蔓延した、しばしば起こる、流行している
priority
非常に重要な考察・判断、重要度の高いもの、優先事項
crucial
非常に重要な、極めて重大な、決定的な
halting
止まりがちな、たどたどしい
━━[テキスト]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ラクダが致死性ウィルスの感染源の可能性
この致死性のウィルスは、昨年、初めて中東に現れた。これまでに、
100人近くが感染し、そのおよそ半分の人が死亡した。- そして、科学者
たちは、どうようにそれが広まったのかを理解しようと努力しているとこ
ろだ。
検査の結果、今では、オマーンとカナリア諸島のヒトコブラクダの血液
に、そのウィルスの痕跡があることが明らかになっている。科学者たちは、
その動物、ラクダが、かつて Merウィルス、あるいはそれに非常によく
似たウィルスに感染したことを示す抗体を発見した。
しかし、このことは、ラクダがその感染症の病原体保有宿主である決定
的な証拠ではない。そのためには、科学者たちは、ウィルスが非常に広ま
っている国 - サウジ・アラビアのラクダを調べ、ラクダが、そのウィル
スに感染しているかどうかを見る必要がある。研究者たちは、ウィルスの
感染源を確認することが最優先事項であり、感染の広がりを食い止めるの
に極めて重要であると語っている。
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