Not give someone the time of day

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        BBC English - The English We Speak
           第78回  03 July, 2012
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 このシリーズは、BBC World Serviceの Learning English - The
English We Speak を日本語にしたものです。


 テキストは以下のページにあります。テキストの音声も聞くことができ
ます。


 今日のテキスト
 http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/language/theenglishwespeak/2012/07/120703_tews_78_not_give_someone_time.shtml

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━━[テキスト試訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 リーには、厄介な同僚がいます。クリスは、その人には、一日の時間を
言わない(not give that person the time of day)ようにと言います。彼
は、どういう意味で言ったのでしょうか? この表現についての彼らの会
話をもっと聞いてご覧なさい!



Not give someone the time of day


Chris: やあ、リー。


Li: あら、こんにちは、クリス。


Chris: 大丈夫かい? いらっとしてるようだけど?


Li: まあね、うんざりしているの。昨日、また仕事で夜遅くまで起きてな
ければならなかったの。まだ、全部仕事おえてないので、今日もまた、早
く来たの。


Chris: 紅茶でも一杯飲んだ方がよさそうだな。ヤカンを火にかけてあげ
よう。何を仕上げなけりゃならないんだ?


Li: えーっとね、仕上げなければならないのは、私の仕事でさえないの。-
リサのなの。


Chris: どういう意味だい?


Li: 仕事を始めてから、ずっと、彼女ったら、私に代わりにその仕事をし
てくれないかって言うのよ。彼女は、仕事を始めると、それを仕上げるよ
うにって私に渡して、早めに帰るの。それで、私は、それを仕上げるのに
夜遅くまで起きてなくちゃならないの。


Chris: うわ、気持ち分かるよ。リサは、先週、同じことを僕にしたよ。
彼女は、本当に一緒に仕事するには、厄介だね。普通なら、彼女に一日の
時間を言いたくない(not give her the time of day)けど、彼女は、部長
の秘書だからね。


Li: 一日の時間を言いたくないって(give her the time of day)? 何の時
間?


Chris: 違う、違う…。一つの表現だよ。- 一つの否定の表現。その意味は、
普通、彼女に注意を払わないだろうという意味だったんだ。使うには、少
し敵意のある表現だな。いくつか例を挙げてみよう。


 After the way Dave talked about me during the meeting, I
wouldn't give him the time of day.
 (ミーティングの間、デーブが、僕のことを話していた話し方がね、僕
は、彼とは関わりを持ちたくないよ。)

 Politicians are all the same ? they're never honest. I wouldn't give
any of them the time of day.
 (政治家なんでみんな同じ。- 嘘ばっかりついて。もう政治家には、誰
とも関わりたくないわ。)


Chris: ずっと昔、シェークスピアの時代には、「グッタイム・オブ・デイ
(good time of day)」という言い方が、挨拶としてよく使われた。最近は、
「グッモーニング」って言うけどね。…


Li: あるいは、「グッダフタヌーン」。


Chris: その通りだね。つまり、誰かに一日の時間を言わない(not give
someone the time of day)というのは、その人に挨拶したくない、よろ
しくと伝えたくないって意味なんだ。だから、その人に注意を払うのを拒
否するという意味になる。


Li: あら、分かったわ。


Chris: でも、悲しいかな、僕たちは、どんなに一生懸命しても、オフィス
では、避けることができない人々がいる!


Li: そうね、私は、仕事に戻った方がよさそう。…。こんなにたくさんす
ることがあるんだから!


Chris: 頑張って。何か助けが必要になったら知らせて。


Li: ありがとう、クリス。またあとで。


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