みんなのカーニヴァル
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DW でドイツ語を学ぶ - 第330回 17. Februar 2011
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このシリーズは、DW-WORLD.DE - Deutschkurse - Deutsch XXL -
Deutsch Aktuell - Top-Thema mit Vokabelnのテキストと解説を日本語に
したものです。
テキストは以下のページにあります。テキストの音声も聞くことができ
ます。
今日のテキスト
http://www.dw.de/dw/article/0,,15745128,00.html
━━[語句の説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Jeck, der (ライン地方の方言) – カーニヴァル(謝肉祭)を祝う人、イェ
ック
Karnevalist/in, der/die – カーニヴァルを祝うのが好きな人 (特に、組
織や社会で)
Einmalige, das – 一度だけでまったく特別なこと、一度だけの
etwas ins Lebens rufen – 何かを作り上げる、ここでは、協会や組織
を創設する、命を呼び起こす
Karnevalsprinz/essin, der/die – カーニヴァルの一行によって選ばれ
たカーニヴァルのシーズンの間、一行を代表する人の名称、カーニヴァル
・プリンス
jemanden küren – 人を選ぶ、称号を与える
etwas in die Tat umsetzen – 人が意図し実際にもすること、実行する、
行動に移す
Gründungsmitglied, das – クラブや協会、組織を他の人と設立する人、
設立協力者、創立メンバー
vorrangig – 主要な、主な、とりわけ
Integration, die – 様々な文化の人々からなる社会の教育、統合、統合
政策
teilweise – 一部、少しの、いくつか
Generation, die – ここでは、例えば、祖父母、父母、子供といった、
家族の子孫や祖先の時間的な繋がり、世代
sich mit etwas identifizieren – 何かと非常に結びつけられているよう
に感じる、…と一体感を持つ、自分を重ね合わせる
vielmehr – むしろ、…の代わりに
Hemmung, die – 不安、何かをする不確かさ、中断、抑止
fünfte Jahreszeit, die – ここでは、口語で:カーニヴァルの時、第五
の季節
Sitzung, die – ここでは、ある組織や団体のメンバーの会合、会議
schunkeln – 歌のタクトのリズミカルな前後の動き、前後に動かす、振
る
von jemandem positiv wahrgenommen werden – 人によい影響を与
える、人によく見える、人によってよく見られる
━━[テキスト試訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みんなのカーニヴァル
本当のイェック(ライン地方の方言=カーニヴァルを祝う人)は、国境を
知らない。そのため、ドュッセルドルフでは、最初のドイツ・トルコ・カ
ーニヴァル協会が設立された。ここには、多くの様々な国のカーニヴァル
好きが集まって来る。
ロルフ・ローゼンクランツは、トルコ人の友人ラマツァン・ヤガンと、
これまでになかったものを作ろうと考えた。ドイツ・トルコ・カーニヴァ
ル協会 - 略して、DTC である。その考えは、ローゼンクランツが、すで
に長く心に抱いていたが、娘がカーニヴァルのプリンセスに選ばれた
2011年になって初めて、行動に移した。直ぐに、11人の設立メンバーが
集まった。トルコ人男性が6人、トルコ人女性が一人、ドイツ人が3人、
マケドニア人が一人だった。
その協会は、何よりも外国人市民にも魅力的であるべきだが、DTC で
は、それほど、外国人の統合教育は重要ではない。ヤガンは、ドイツに来
て6年になるが、こう語る。「私は、その言葉をもう聞くことがない。私
は、ここで統合教育を受けている。私たちは、みんな国の一部であり、私
たちは、みんなここで税金を払っている。私たちには、二世、三世、中に
は、四世の人たちもいる。私たちは、この都市とこの国に十分一体感を感
じている。」
ヤガンとローゼンクランツは、むしろ、多くの外国人が、典型的なドイ
ツのカーニヴァル協会のメンバーになるのに不安を抱いている。いずれの
協会も、他のイェックと一緒に、トルコやその他多くの国のカーニヴァル
好きにも「第5の季節(カーニヴァル)」を楽しむ可能性を提供したいと思
っていた。すぐに、DTC は、5つの異なる国々から、およそ 40人のメ
ンバーを得た。
始めは、協会のメンバーは、カーニヴァルを内部から見ようとした。彼
らは、他の協会の会合を訪れた。ヤガンは語る。「私たちは、それによっ
て祝い、それによって動き回り、それによってビールを飲む。」そして、
統合の問題を中心に置かないが、ともかく、カーニヴァル好きのトルコ人
になっていく人たちがいる。政治的には好意的に見られている。
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