ダーウィンの革新

DW でドイツ語を学ぶ Top-Thema mit Vokabeln

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　　　　　　DW でドイツ語を学ぶ - 第32回　06. Februar 2009

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　このシリーズは、DW-WORLD.DE - Deutschkurse - Deutsch XXL -
　Deutsch Aktuell - Top-Thema mit Vokabelnのテキストと解説を日本語
にしたものです。


　テキストは以下のページにあります。テキストの音声も聞くことができ
ます。


　今日のテキスト
　http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4006723,00.html
　今回の練習問題 -


━━[語句の説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　Evolutionstheorie, die – 生物が発展するという思想、進化論


　etwas auf den Kopf stellen – 何かを大きく変える、何かを頭の上に
立てる


　Theologie, die – 宗教の教え、神学


　Begeisterung, die – 喜び、楽しみ、感激、熱中


　Fossil, das – 非常に古い石になった動物の骨格


　Fink, der – 小さなカラフルな鳥、アトリ、ヒワ


　Schnabel, der – 鳥の口、くちばし


　etwas knacken – ここでは、開ける、ぽきっ（ぱちっ）と音を立てる


　Samen, der – 植物の粒、それから新しい植物が成長する、種、種子


　Ritze, die – 細長い穴、割れ目、裂け目


　Vorfahre, der – 祖父母やその親など、祖先、先祖


　natürliche Auslese, die – 自然の中では、環境にうまく適応できない
生物は滅びるという事実、自然淘汰


　Empörung, die – 激しい怒り、憤慨、激怒


　biblisch – 聖書に関連する、聖書の


　Schöpfungslehre, die – 生命は、神によって生じたという教え、創造
論


　Atheist, der – 一つの神、あるいは多くの神を信じていない人、無神
論者


　stetig – いつも、絶え間ない、不断の


　These, die – 考え、推測、命題、テーゼ


━━[テキスト試訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　ダーウィンの革新


　その生涯をかけて、チャールズ・ダーウィンは自然と取り組んだ。彼の
進化論は、最後には、学問を大きく変えた。ダーウィンの進化論は、今日
でも大きな意味がある。



　チャールズ・ダーウィンは、1809年２月１２日、イングランドで生まれ
た。彼は、医学と神学とを学んでいたが、狩りと乗馬に最も興味があった。
彼は、動物を調べるのに熱中し、自然の中にいるのを一番好んだ。1831年、
研究船「ビーグル号(HMS Beagle)」で航海する機会を得た。合わせて５年、
ダーウィンは航海に出、様々な大陸を訪れた。


　その航海で、ダーウィンは、乾燥させた植物や化石、昆虫や鳥を集めた。
ロンドンに戻ってから、彼は、とりわけ、ガラパゴス諸島で見つけたヒワ
を研究した。その多くが短くて厚いくちばしを持っていた。そのくちばし
で木の実や種を割った。長くて細いくちばしのヒワもいた。（植物の）花
や狭いすき間に差し込むために。ダーウィンは、これらのヒワには共通の
祖先がいたに違いないと思った。その共通の祖先から、時とともに、様々
な種類のヒワに発展してきたのだと。進化論が生まれた。その後何年も、
ダーウィンはさらに研究を続けた。


　彼が、1859年に「自然淘汰による種の起源(Die Entstehung der Arten
durch natürliche Auslese)」を出版したとき、反応は、非常に様々であ
った。称賛や熱狂がある一方で、また、非難や激しい怒りもあった。とり
わけ、教会からは。なぜなら、聖書の天地創造の教えでは、神がすべての
生き物を - 人間も動物も植物も - ６日のうちに今日見えているように、
創造したと述べられているから。ダーウィンは、無神論者と罵られた。な
ぜなら、彼は、すべての生き物は、絶えず変化し、互いに類縁関係にある
と主張したから。


　今日では、動物やヒトの起源に関するダーウィンの認識、例えば、最初
の人類はアフリカからという彼の予測も、広く正しいと認められている。
彼自ら身を守り、自分の考えを決して公にはしなかったが、死ぬまでに多
くの書物を書いた。その科学者は、1882年４月１９日に没した。享年７３。


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