Fluency tips

━━[BBC English]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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            Ask about English 第61回
               Feb.20.2007
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━━[BBC English]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 このメルマガは、BBC World Serviceの Learning English - Ask about
Englishを日本語でしたものです。


 オリジナルは以下のページにあります。音声で聞くこともできます。


 今日のテキスト
 Learning English - Ask about English
 http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/radio/specials/1837_aae/page19.shtml


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━━[質問]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 A question from Roberto in Brazil:


 私は流暢に話す方法について知りたいです。他の人々と話をするとき、
よい感じ(印象)与えるために何かすることができますか? また、それを
速く学ぶ何か方法がありますか? どうか助けてください!


 Fluency tips


━━[解説]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 Susan Fearn answers:


 さて、ロベルトは、英語をより流暢に話す方法を求めています。しかも、
それを「速く」学べる何か方法を求めています。あなたがブラジルからこ
の質問をしていることはわかっていますが、ロベルト、あなたはあなたが
英語を話す人と多く話すようになっているのかどうか言っていません。も
し英語を話す人とよく話すことがあるのなら、流暢に話すようになる最初
の規則は、聞くことです。ネイティブの英語の話し手だけでなく第二言語
として英語を非常に巧みに使う人からも。それは、あなたがなりたいと思
っていると私が推測するタイプの話し手でしょう。もし、あなたが英語を
話す人とそれほど多く会う機会がないのなら、英語のラジオ、テレビ、映
画を聞いてください。BBCを聞きなさい!


 次のステップは、英語を話す人が英語を流暢に話すのに何をしているか
に気づくことです。最初のコツは、おそらく自信を持つことでしょう。言
語を巧みに使える人は、話すことを恐れません。外国語を話す人の中には、
間違いをするかもしれないと思って話すのを恐れる人がいます。そんなこ
とは気にしないで。あなたの話を聞いてくれる人は、普通あなたを理解し
ようと一生懸命聞いてくれます。- 文法的な間違いがいくつかあっても彼
らは気にしないでしょう。


 しかし、気にしなければならないのは、発音、特にストレス(強勢)で
す。「ストレス(強勢)」というのは、単語や文で他の部分より強くまた
大きな声で発音される部分のことを言っています。例えば、次の文では、


 Roberto's from Brazil
 ストレスのある、あるいは強く発音される部分は、bertと zilです。


 Roberto's from Brazil


 ストレスは、言語によって異なります。それで、あなたが英語を話すと
きにいくつかのポルトガル語のパターンを持ち込んでいると思います。-
そして、それがあなたの英語を流暢に聞こえなくしている可能性がありま
す。


 新しい単語や表現を学ぶとき、ストレスも一緒に覚えてください。英語
の単語のストレスにはいくつかの規則がありますが、非常に複雑で例外が
たくさんあります。もっとも簡単な方法は、(新しい)単語が出てきたら
ストレスも一緒に覚えてしまうことです。ネイティブの話し手がどう言っ
ているか、辞書にどう書いてあるかに気を付けてください。


 ちょっとテストをしてみましょう。次の単語にストレスを付けることが
できますか?


 English
 BBC
 university


 もう一度:


 English
 BBC
 university


 できましたか? Englishは、Engにストレスがあります。BBCは最初の'B'
にストレスがあります。そして universityは、verの上にストレスがあり
ます。


 文や発言全体では、ストレスは普通もっとも重要な意味のある単語の上
にきます。それは、しばしば名詞や主動詞、形容詞や副詞です。


 次の文を聞いて、ストレスのあるところに印が付けられるかどうかみて
ください。


 Roberto has been learning English for ten years.
 もう一度:
 Roberto has been learning English for ten years.


 ストレスは、bert, learn, Eng, ten yearsの上にあります。


 Roberto has been learning English for ten years.


 そして、もしあなたが、例えば、BBCのインタヴューを聞くようになれば、
このことを考えてください。あなたは英語のストレスやリズムに気づくよ
うになるでしょう。


 ところで、私たちはどこまで来ましたっけ?
 自信を持つこと、あまり気にしない、発音、ストレスでしたね。他に何
があるでしょう?


 えーとですね、英語の話し手がするもう一つのよいコツは、彼らが考え
る時間が必要なときに使う、密かに(袖の下に)持っているコツのことで
す。なぜなら彼らは次に何を言おうか模索しています。彼らは、erとか
umとかの「filler sounds(間合いの言葉)」を使います。


 他にも英語の話し手は、次のような言葉で単語を長びかせます。
 well...
 so...


 また、彼らが使う他の表現の範囲、次のような特別な表現があります。
 So what I'm saying is?
 Do you see what I mean?
 You know?
 それで、よく聞いて、これらの表現のいくつかが余分な(考える)時間
を作るのに使われていることに気づいてください。


 やり方を知っていれば役に立つもう一つのことは、他の話し手の関心を
つなぎとめておくために、あなたの会話に引き込む方法です。- そして、
これは次のような質問をすることでよくなされます。
 What do you think?
 What do you reckon?
 How do you feel about this?
 などなど。


 ところで、流暢な話し手になるためには、これらすべてのことを実践練
習する必要があるでしょう。そして、それが鍵(重要なこと)です。練習、
練習、練習です。


 *もし英語を話す友人がいるのなら、できるだけ頻繁に会ってください。
 (If you do have English-speaking friends, meet up with them as
 much as possible.)
 *あなただけが第一言語母語)でないあるいはあまり流暢な英語が話せ
 ないそういう立場に自らを置くようにしなさい。
 (Try and put yourself in a position where you're the only one who
 doesn't have first language or very fluent English.)
 *言語を交換するパートナー - 代わりにあなたの言語を練習したいと思
 っている人 - を見つけなさい。私の生徒の一人は、英語を学んでいる
 中国語を話す人でしたが、彼は中国語を学んでいるイギリス人を見つけ、
 それぞれの言語で30分ずつ練習しました。
 (*Find a language exchange partner - someone who wants to
 practise your language in return. One of my students was a
 speaker of Chinese who was learning English; he found an English
 person who was learning Chinese and they did half an hour of
 each language.)


 もし、そのどれもできないなら、あなたは他の英語の学習者を見つけて、
その学習者と意見を同じにしなければならないでしょう。つまり、- 一日
一時間は英語だけを話すことにしようというような。また、それもできな
ければ、頭の中だけで自分自身と英語を使いなさい。英語で考えなさい。
それでうまくいくでしょう。それは、私がフランス語でしたことです。私
の家には、フランス語を話す人、つまり(フランス語の)練習ができる人は
誰もいませんでした。私は、猫にフランス語で語りかけます。Bonjour
chat! 私の娘は、それをとてもとても滑稽だと思っています。


 Susan Fearn has taught English in Europe, Japan and China and
has made programmes for BBC Learning English in the past. She is
currently teaching English for Journalism and Public Relations at
the University of Westminster in London.


━━[Related Webpages]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 BBC  http://www.bbc.co.uk/
 BBC World Service
   http://www.bbc.co.uk/worldservice/index.shtml
 BBC World Service - Learning English
   http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/


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   http://www2m.biglobe.ne.jp/~m-souda/index.html (English)


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