言語コースの幼児たち

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     DW でドイツ語を学ぶ - 第342回 30. März 2012
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 このシリーズは、DW-WORLD.DE - Deutschkurse - Deutsch XXL -
Deutsch Aktuell - Top-Thema mit Vokabelnのテキストと解説を日本語に
したものです。


 テキストは以下のページにあります。テキストの音声も聞くことができ
ます。


 今日のテキスト
 http://www.dw.de/dw/article/0,,15846082,00.html


━━[語句の説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 Kleinkind, das – およそ1歳から2歳までの子供、幼児


 Nachwuchs, der – ここでは、子供たち、若い人


 globalisierte Welt, die – 経済、政治、文化などで多くの国際的な繋が
りのある世界、国際化した世界


 der Schlüssel zu etwas sein – 何かが機能したり成功したりするその
理由・根拠、何かへの鍵である


 Mehrsprachigkeit, die – いくつかの言語が話せる能力、多言語使用


 etwas ist umstritten – 何かにはいくつかの意見がある、意見が分かれ
る、論議をよぶ、異論のある


 mittlerweile – その間に、今では、今


 jemanden mit etwas vertraut machen – 人が何かを知りよりよく理
解しようとする、習熟させる、慣れ親しませる


 gebürtig – …で生まれた


 der Meinung sein – 思う、意見である


 Karriere, die – 経歴、職歴、成功した職業の経路


 Krabbelalter, das – 子供がはう、つまり両手と膝で床を動く年齢、2
歳から4歳ぐらいの幼児、よちよち歩きの小児


 etwas zu bedenken geben – 何かに敬意を表すべきだと指摘する、何
かを熟考するべきだとする


 Psycholinguistik, die – 言語学の一分野で、いかに言語を学び操るかを
探求する、心理言語学


 mit etwas in Kontakt kommen – ここでは、何かを知るようになる、
何かと接触するようになる


 keine Rolle spielen – 重要ではない、何の役割も果たさない


 minimal – 非常に少ない、非常に小さい、最小の


 eine Position vertreten – 明らかに何かに意見を持っている、ある立
場を取る


 jemandem etwas vermitteln – 人が何かを理解し学ぶよう努力する、
人に何かを伝える


━━[テキスト試訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 言語コースの幼児たち


 幼児のための言語教育が次第に人気となっている。親たちは、子供たち
に国際化した世界の準備をしてやりたいと思っており、その鍵となるのが
多言語使用だと見ている。しかし、そのコースが成功するかどうかは意見
が分かれている。



 「私は、15人の子供で始めました。今では、私のコースには、およそ
150人の子供たちがいます。」マリー・アンネ・フィリパキスは説明する。
フランクフルトの彼女の言語学校で、彼女は、2歳から3歳の間の幼児に
英語を慣れ親しませている。一週間に一度、毎回1時間ずつ、アメリカ生
まれのアメリカ人女性が、母語で幼児に話しかけたり、英語の子供の歌を
歌って聞かせたりする。


 次第に多くの親たちが、そうしたコースは、子供たちの将来の経歴によ
い条件になると考えるようになっている。コースの教師たちは、そのコー
スの成功を確信している。彼女は「外国語は、始めるのが早ければ早いほ
ど、子供にとっては容易になる。」と語る。ドイツの学校では、第一外国
語を始めるのが、かなり遅いので、すでに早めに取り組みを始めるという
意見は、理にかなっている。


 よちよち歩きの幼児の言語コースのよい影響というのは、しかし、学問
的には証明されていない。言語学者のペトラ・シュルツがよくよく考える
ようにというように。彼女は、フランクフルト心理言語学研究所で、子供
たちはいかに言語を学ぶかを研究している。そして、あまり高い期待を抱
かないように警告する。小さな子供たちが、週に一度、外国語と触れるが、
日常の生活で何の役割も果たさない限り、その学習効果は、ペトラ・シュ
ルツの経験から言えば、極めて小さなものである。


 これらの場合には、彼女は、明確な立場を取っている。「それは、何の
害も及ぼさないが、何の役にも立たない。」しかし、多くの親たちは、そ
の言語コースは、子供たちに、少なくとも、言語のメロディーとリズムに
とって、よりよい感覚を伝えることができると確信している。


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